運動に入った当初といまを比べると、明らかに変わったことがある。

多くのものごとについて、強く断定的に述べ、書くことができなくなった。

本当にこれで良いのだろうか。このことによって、誰かを傷つけていないか。そういった様々な躊躇のなかで、もっと考えなければと思い続ける。なかば、自信の喪失という気もしていた。

しかし、最近読んだふたつの論旨に、それもある意味正しい道程なのかもと思わされた。

「無知は極端に走りがちである。ー自分の知らないことについての意見はどうも、バランスのとれた穏健なものではなさそうだ」(『波止場日記』エリック・ホッファー)

「人間が過剰に断定的になるのは、たいていの場合他人の意見を受け売りしているときだ。自分の固有の経験的厚みや実感を伴うかぎり、それはめったなことでは『すっきり』したものになりません」(『日本辺境論』内田樹)

なんとなく、救われた気分である。
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労働と思索  憧れである
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中国との関係を考える良いテキストになった